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スパートをかけることに関して

2007年10月26日

昨日から連続でポスト!今日はもう一つくらい書くぜ。つーか、雨最悪。。。瑞穂までチャリこいでRMSを見に行こうと思ったのだけど、地下鉄使わないといかんじゃねーか!!

さて、本題。かつて私はとある尊敬する大先輩に次のように言われたことがある。

「この業界(IT)は持久戦なんで、スパートすると負けます。」

当時はそのままスパートしたら負けなんだ、と思ってしまったが、今は時と場合によるのではないか、と思うようになった。確かに、この業界では、頑張ったら頑張っただけ仕事が振ってくるだけで、そのうち体を壊す可能性が高くなるのは本当だろう。そうでなくても、体から変な匂いが出始めたり、顔や尻にデキモノができたり、顔色が土気色になったり、ヘドロを撒くようになったり、精神が病むようになる。非常にイクナイ。そしてネガティブスパイラル。

スパートをかけるとそのうち息切れがすることは確実なので、「いつまで」という目標がないと無理はできない。つまり、終わりないスパートはスパートではないのだよ。さらに、スパートをかけてもかけなくても評価はそれほど変わるものじゃないので、本当にスパートをかけるのは損だと思ったことがあった。

しかし、だ。私は結構スパートをかけてしまう方なのだ。前職では、悪いスパートをかけて精神が病んでいたときに、ヘドロを撒き散らしたこともあった(申し訳ない。。。)が、今回の仕事はスパートがうまくいった。

最近、私は経験則からだいたい1ヶ月弱くらいだったらスパートをかけることができるというのが、わかってきた。まぁ本当は余力を残しているのだろうけど、ちょうど愚痴を言い始めるのが1ヶ月くらいなので、まぁ1ヶ月だろうな。終わりのない仕事だと本当にそれが1ヶ月で終わるのかわからないので不安だろうが、今回の仕事は終わりのある仕事だったので、約3週間弱のスパートをかけた。

また、往々にしてスパートは最後にかけるものだと言われているけども、最近の私はちょっと違う。先日とある人と話しているときに言ったのだけど、私は結構初期段階にスパートをかける。gdgdな開発だったり、終わりの見えない開発だったら確実に負けるだろうな。。。その手の開発はしたくないね。。。どんどん仕事が振ってきて病むだろうね。

確かに、最初からスケジュール遅れの開発や、無理なスケジュールな開発というものはよくあることだと思っているけど、それでもリリースの日にちは延ばせないといったものが結構ある。どうしても間に合わせないといけない開発という奴だ。そういうとき、私は最初にスパートをかけて、目処がたつまでがんばる。そして、目処がたてば、スパートは終了する。終わりがあるからスパートをかけることができるんだよ。しかも、3週間くらいのスパートだったら、フロー状態に快感を覚え、ワクワクする。

ところで、最後にスパートをかけるのはあまり良くないと思うのは、次の理由からだ。私は動くものを作ってもどんどんリファクタリングを繰り返し行う。初期段階ならこれができると思うのだ。最後にスパートをかけると、プレッシャーに負けてしまいそうで、動いたら次、動いたら次、とソースコードの可読性やエレガントさよりも、とりあえず動くものを作ることに意識がいってしまいそうなのだ。つまり、単純に動くものを作るという目的であったならば、最後にスパートをかけてもいいとは思う。しかし、それは生理的に受けつけない。それに、そんなことをすると自分に嫌気がさし、士気が下がる。

「テストファーストな開発」という言葉があるように、「スパートファーストな開発」という言葉を流行らせてもいいんでないかい?でも、スパートかけてはいけない持久戦な開発には適応してはいけない。そこでは、精神的に病む人が多発するだろうから。

まぁ、最初にスパートをかけて目処がたつような小さな仕事だからうまくいっているんだろうけどね。きっと大きな仕事だったら、また違う自分管理の方法が必要なんだろうね。

Shin Ohno 2003-2012