スーツの仕立ては、東南アジア
スーツは、4着しか持っていない。そのうち3着はオーダーメイド。残りの1着は洋服の青山。しかし、実は、オーダーメイドしたスーツは、値段は同じくらいか逆に安いくらい。。。それは、東南アジアで作ってもらったからだ。
実際は、私はネクタイをキレイに結ぶことができないくらいスーツを着ることがない。会社には、かつて半ズボンで約2ヶ月ほど通勤し、営業の人に怒られたことがある。しかし、スーツ自体は好きなのだ。たまに洒落た感じで外にご飯を食べに行くときもある。それ以外のほとんどは、半ズボンだが。。。そして、私にとって東南アジア旅行の楽しみの一つは、スーツを作ってもらうことである。今回の旅行では4着目のスーツをバンコクで作って帰ってきた。
ベトナム、ホイアンの仕立て屋
(この情報は、2005年2月の記憶を元に書いているので、古いかも)
ホイアンへは、今回の旅行では行かなかった。というのも、二年前のベトナム旅行で既に行ったことがあったからだ。本当は、とてもお気に入りの町なのだが、今回は泣く泣く飛ばすことにした。ホイアンは、古い面影のある町で世界遺産にも登録されているが、ここの名物はなんと言っても仕立て屋である。メチャメチャ多い。こんな小さな町によくこれほど仕立て屋があるものだ、と感心するほど多い。

私の感じるホイアンの仕立て屋は、スーツに限った話ではなく、なんでも作ってしまうというものだ。つまり、雑誌の切り抜きを持っていき、イメージを伝えると体のサイズを測ってその通りに作ってくれることもある。私は、ここでYalyという仕立て屋でスーツを二着作った。ここやここに評判は書いてある。彼女がWEBでどの仕立て屋がいいかを調べていてくれたので、私はそれに着いていくだけだったが、確かに他の仕立て屋よりもスキルが高い。もちろんその分、価格も高いが、許容範囲だ(個人差によるが)。2005年2月の時点では、安いスーツは、一着$65で作ってくれた。そして、生地により$100, $160, $200となっていた。私は、$65と$160のスーツを作り、満足している。Yalyは、最近ブランチができたそうな。きっと繁盛しているのだろう。当時ほど安くないかもしれないが、ここの仕立て屋の仕事には私は激しく満足している。
タイ、バンコクの仕立て屋
「地球の歩き方」には、バンコクで騙されて馬鹿高いスーツを作らされて、仕舞いには、出来の悪いスーツができあがるので注意せよ、と書いてあるが、ちゃんと仕立て屋を選べば、いいものが出来上がることにも言及してほしいものだ。

今回は、Raja’s Fashionsでスーツを作ってもらった。この仕立て屋はこの辺を見ると評価が高いことがわかる。同じような名前の仕立て屋があるので、結構間違えやすい。ここは、アメリカ人に大人気。というのも、アメリカ軍の服を作っていたり、アメリカの旅行雑誌にも載っているからだ。クリントンや前回ブッシュに負けたケリーもここで作ってもらっているそうだ。コメント付きで写真が飾ってあった。また、バンコク在住の外国人にも人気があるそうだ。ただ、ここの仕立て屋はメチャメチャ忙しい。基本的にRajaとBobbyという頭にターバンを巻いたインド人二人が対応しているのだが、客がひっきりなしに来る。ちょっと二人で回すには無理があるんじゃないかな。私の行ったときには、一ヶ月で450もの客を扱っていた。商売繁盛だね。ただ、ここのスーツはちょっと高い。生地によるが9000B~11000Bくらい。他の誰も入ってない仕立て屋が3000Bくらいで作ってくれるところがあるので、それを考えると躊躇するけども、質が保証され、クリントンと一緒の仕立て屋だったら25000円くらい余分に払ってもいいかなー、とちょっとミーハーな感じで作ってもらった。感想としては、この仕立て屋はスキルは高いけども、かなりクラシックな感じでトレンディなスーツはあまり作って無さそうな感じがした。確かに客層を見ても、ちょっと年齢層が高いのでは?と思ったが、それなりに自分のしてほしいスタイルを伝えれば、ちゃんと作ってくれる。私はここのスーツにも満足している。
両方とも4日ほどでスーツを作ってくれる。メチャメチャ速い。ただ、その4日は束縛されるので、あまり観光はできなくなるかもしれない。寸法合わせなどのために、店に赴かないといけないので。今回、私は、バンコクを旅行の最後に持っていき、ほとんど観光をせずにゆっくり過ごしていたので、なんの問題も無かったが、急いでいるとちょっと負担になるかもしれない。
私は、「より多くの人に、また、より多くスーツを作っている仕立て屋は、より良いスーツを作るはずだ」と信じている。そのため、上記の二つの仕立て屋を選ぶことは、私にとって普通なことである。双方とも、一日にすごく多くの客にスーツを作っているので、技術も洗練されているはずだ、と。しかし、なんだかんだ言って値段が大事だっただけなんだけどね。日本で作るよりもよっぽど安いので。ただ、英語ができないとスーツの出来をどうしてほしいのか伝えられないので、英語は勉強しておいた方がいい。
全く関係はないが、彼女の話によると、本当にスーツに拘る人は、アルマーニのスーツではなく、何年も続く由緒あるロンドンの仕立て屋で作ったスーツを着るそうだ。私もいつかは。。。つーか、その前に今持っているスーツを着ろってなw
Shin Ohno 2003-2012